豫園 2012/07/12

　豫園（よえん）は上海市黄浦区安仁街に位置する明代の庭園で、「豫」は愉を示し、「楽しい園」という意味になります。
　四川布政使の役人であった潘允端が、刑部尚書だった父の潘恩のために贈った庭園ですが、18年の歳月を費やしたため、完成した時には父は没していたといわれる。
　潘氏が衰えると荒廃しましたが、上海の有力者たちにより再建され、豫園は南に隣接する上海城隍廟の廟園となり「西園」と改称されました。
　
　当時は現在の2倍の広さがあり、1956年、西園の約半分を庭園として改修整備し現在の豫園となり、残りの部分が豫園商城となり、上海の伝統工芸品やチープな土産店が軒を連ねています。
　
　豫園周辺はとても活気があり、なぜか「敗北感」を感じました。
http://www.youtube.com/watch?v=SDSX7bOtZTk&feature=colike