四国八十八ヶ所霊場38番札所
金剛福寺は四国の最南端、国立公園の足摺岬を見下ろす丘の中腹にあります。
弘法大師はその岬突端に広がる太平洋の大海原に観世音菩薩の理想の聖地・補陀落の世界を感得しました。
嵯峨天皇に奏上、勅願により伽藍を建立、開創したと伝えられています。弘仁13年、大師49歳のころです。
ここにたどり着く遍路の旅もまた壮絶なものです。
前の三十七番札所から80km以上あります。、
車で約2時間余、歩いたら30時間、3泊4日はかかり、四国霊場の札所間では最長距離です。12月に足摺岬を歩いているということは、今年中には旅は終着しないということです。
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